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室内灯を(少し)高級車風にするの巻

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 新車価格で 500 万円もするクルマのくせに室内灯(ルームランプ)の点消灯が一瞬で完了するのが前からとっても気に入らなかったんです、ものすごく細かいことですけど。
 ってことで高級車風にふわっと点灯・ふわっと消灯することを今改造の目標としてトライしてみました。
 まあ結果からいうとほとんど失敗なんですけどね(いつものことですが)。

 まずは近くの無線機屋で売っていた 1,000μF の電解コンデンサを 10 個並列にくっつけて 10,000μF にしました。
 1 個 80 円で計 800 円ナリ。
 後述のように屋根(ルーフ)に埋め込むためデカいケースのコンデンサを使用できずこんなめんどくさいことになってます。
 また同様の理由でたぶんこれ以上接続することはできません、足もこれと同じかそれ以下に短くしないとだめです。


コンデンサ10,000μF分
 [1] で作成したコンデンサを接続するため、外した室内灯裏のラインを写真のように分岐させます。


室内灯部 裏
 [2] のアップ。
 電気は(も)さっぱりわかんないんですが、コネクタの天井側である写真下○印のラインに常時 +12V きていて、アースの開閉(?)をスライドスイッチ側で制御してる模様、たぶん。
 っちゅーことでその間でハンダ付けできそうな部分にコンデンサが接続できるよう配線します。
 わかりやすく書くと下○がコンデンサのプラス側、上○がマイナス側ですな。



室内灯部 裏 アップ
 写真赤枠の部分に [1] で作成したコンデンサ群が入ってます。ぎりぎり。
 振動音が出ないよう巻いた薄いクッション材さえじゃまで大半をはがしたぐらい。ぎりぎり。
 室内灯ユニットを付けるにはもっと奥に押し込み、写真みたいにはみ出し部分があってはいけません。
 コンデンサから伸びた配線などをジャマにならない部分に押し込みユニットを元に戻して完了。


ルーフに埋め込む
 消灯の様子を撮影したかな〜り短い MPEG ムービを準備しました。
 「かな〜り短い」と表現したとおり、計測したわけじゃありませんが 0.5s 程度で消灯完了、かなり泣けます。
 ちなみに点灯はほぼ一瞬、にんともかんとも。
 試しにさらに 9,600μF 分足して 19,600μF でもやってみましたが 1 秒はもちませんでした。
 (中)高級車の室内灯は単純にコンデンサで制御してるわけじゃないみたい。
 それでもまあ部品代の 840 円(税込)分以上はリッチな気分になれたのでヨシとしとくことにします。

 カー用品店などで 2,000 円弱で売られている消灯を遅らすパーツは照度が半分になるなど動作が(ぼくには)ビンボーくさく感じられるので選ぶ気無しです。


コソチューン初の動画
 ネタしょの 2。
 高級車化とは無関係。

 10W と比較的明るいスカイラインの室内灯ですが、高効率ランプなど使わずさらに照度を上げるプチ改造を施してみました。
 これは(部材があれば)かなりお手軽。
 ランプの裏側と前後の側面は金属の反射板がついてるんですがそれ以外はだたのプラスチック素材でほとんど反射がありません。
 っちゅーことで動作に支障ない程度にアルミテープを貼ってみました。
 写真はテストで一部分のみに貼り付け。


アルミテープを貼る
 同じ向きで、室内灯を点灯した状態で撮影したのがこれ。
 [6] で貼り付けたアルミテープ部分がその他より明るいことがなんとなくわかります。
 意外とイケる。



意外と効果あり
 気をよくしてできる限り貼ってみました。
 ポイントはランプの壁面への貼り付け([6]と比較してみてくださいな)、なんらかの問題でショートしないようネジ部分は避けること、ランプ真裏の熱排出口をふさがないこと。
 最後の排出口からの光の漏れが(なんとなく)もったいないので、ここの部分はさらにその裏のボディー部屋根にアルミテープを貼ることで満足させます。



全面に貼り付け
 電源をつなげて(部屋の中で)点灯させたところ([6]もそうですけど)。
 今回もアルミテープを貼ったとこと貼ってないところの差が明らかで、いくらかは車内照度アップに役立ちそうなことが感じられることと思います。
 というか室内灯脱着時間を除けば 3 分で完了するネタの割には良い効果出てます、車内が今までより明るい!
 裏側を絶縁したアルミ板を平らに貼ればアルミテープのデコボコ反射が無くきれいな室内灯になりそうですが、面倒だったのでこれはアイデアだけということで。


全面に貼り付け
追加

 R34 ではコンデンサーをもう少し楽な場所に設置しました。
 まずはいつもの無線屋で売っていた 25V 4,700μF を 3 つ並列にハンダ付け、14,100μF、660 円。
 もっと大容量のものが売ってるとよかったんですが。


4,700μF x 3
 バラバラにならないようテープで巻いて、[キーシリンダー照明をつける] で A ピラーからキーシリンダーまでひっぱった線に並列に接続し、うまいことコンソール裏に固定します。



ミイラ
 またまたその様子を撮影してみました。
 点灯はほぼ一瞬であんまり面白くないんですが、ふわっと消灯する様はちょっぴり優雅な雰囲気です。
 もちろん[キーシリンダー照明をつける]掲載のキー照明も同様にやさしく消えます。

 期待と苦労がまあまああった前回と比べ今回は期待もそう無く作業時間 30 分だったので、結果は同じようなもんでしたが満足度意外と高かったです。
 何度もドアの開閉を繰り返してしまいました。

 なおコンデンサーは天井に無理矢理押し込まなきゃいけなかった [1] とは異なり 100,000μF(4,700 x 21 個) でも 500,000μF(4,700 x 106 個) でもお好み次第です。
 極めて暇な方はぜひ大容量化に挑んでみてください。


[動画] 点灯から消灯まで
またまた追加

 [フットランプを付ける] に電子回路による減光装置を掲載しました。
 並列コンデンサーよりめんどくさいですが効果的ですのでヒマな方は参考にしてください。

写真無し

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