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導風板を取り付けるの巻

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 カーボンやチタン製だからって 1 万円も 2 万円もする市販のラジエター導風板は自分でつくれば材料のアルミ板代で千円もあればできちゃいます。
 ただイチからつくるとかなりめんどくさいですしなかなかキレイにはできませんので買っちゃうのもありかなとは思いますが。

 そんなこんなで苦労して製作した 3 代目導風板がこれ。
 ストライカーの 2 本のボルトとグリルの 2 本のプラスチックのピンでとまっています。
 作り始めて 1 年以上かかった 3 代目のポイントは導風板右上の穴のあたりです。なんと...



ラジエター導風板
 エアーインテーク付き! すごいっ!
 メッシュがじゃまで分かりづらいんですが 15cm x 10cm ぐらいのお口に入った空気が導風板穴を抜け純正ダクトを通ってエアークリーナーに強制注入されます(イメージ)。
 なんか簡単につくれそうでしょ?
 ぼくも最初はそう思ってたんですがエアコンファンやコネクタがじゃまで途中からめんどくさくなって、これが製作に 1 年以上もかかった理由。

 ちなみに効果はよくわかりません(笑)。
 ただグリル上を塞ぐだけの導風板では純正のエアクリーナーダクトにまったく空気が流れませんから良くはなっているはずです。


インテーク
 3 代目導風板はおおきく 2 つのパーツでできてます(アルミ板 0.8mm)。
 ひとつはほんとの意味でのラジエター導風板部。


導風板部
 もうひとつはキモのインテーク部。
 写真は前側からで、上側の折り返し部分で導風板に固定します。
 角度が急で、また右側のへんなカタチとか効率悪そうなんですが、裏のファンをよけるにはこんなふうにしないとダメだったんです。
 これでもグリルとファンまでの間にいっぱいいっぱい。
 リベット止めを覚えたばかりの頃だったのでかなりたっぷり打ってみました。



インテーク部 前側
 インテーク部 後側の写真。
 撮影角度が悪く分かりづらいんですがブチルゴムがついた部分は足で、ものすごーく空気があたったとき導風板を歪ませないようこいつが電動ファンのステーにもたれかかって自分を支えます。
 そんなに空気あたってくれるんかなあ、くれるといいなあ。


インテーク部 後側
 合体写真。
 どうせはげるので今回塗装はしません。


導風板合体
 昨日までつけていた 2 代目導風板はこれ。
 寸法図が残っていたので掲載しときます。
 [寸法図はコチラ]
 3 代目のはかなり面倒なので載せません。


先代導風板
 次はインタークーラー裏のオイルクーラー導風板です。
 折り返しでのインタークーラー両面テープ止めとオイルクーラーステーにボルト止めの2カ所固定。
 効果は不明(こんなんばっか)。
 ちなみにオイルクーラー前を横断するのはこれまた効果不明のインタークーラーアーシング。


オイルクーラー導風板
 インタークーラーからラジエター(エアコンコンデンサー)までに両サイドとも大きな空気の逃げ道がありますのでここもふさぎます。
 といっても本格的にやるにはインタークーラー外さなきゃいかんので、そのままで手が入るここだけ。
 折り返しでインタークーラーに両面テープ止め、向こう側はなんかに挟まっているだけ。
 効果はある、はず。
 このへん外す機会があったらちゃんと取り組みたいですな。


ラジエター導風板 横
 インタークーラー後ろの下側にも空気の逃げ道がありますのでここもふさぎます。
 写真はクルマ下側から撮影、上がインタークーラー、下がラジエターサポート、真ん中がアルミ板でつくったそのフタ。
 ここが空いていると下を流れる走行風と一緒に空気が抜けちゃうので結構重要。
 ほんとはここはブローオフからの空気が通るパイプで埋まっていますが、なんだったか忘れましたが干渉するとのことでこのクルマにはついていません。
 これもインタークーラーに両面テープ止めですが、外れて後ろに発射したらタイヘンキケンなので両サイドをタイラップで引っ張ってみました。


ラジエター導風板 下
 空気が一番最初に通る部分も忘れちゃいけません。
 社外インタークーラーを入れた時ショップの人がうまいことバンパーを切ってくれていましたがここだけインタークーラーとの間が 1cm ほどあったのでこのすき間にもスポンジを貼ります。
 純正インタークーラーだったときはこれまたたっぷりありすき間があったのでサイドには同じく(もっと厚い)スポンジを、下側にはプラ板を貼ってました。
 ニスモからカーボンのかっちょいいけど高額なのが出てますがこれなら 1,000 円でおつりがきます。


バンパーすき間
■ 追加

 中古で買った R34 にはメーカー不明のラジエター導風板が付いていたのでこれに簡易エアガイドをつけてみました。

 まずは強度を考えつつ導風板をくりぬきます。
 といっても 3mm のアルミ板を糸ノコで加工するのは大変なのでいつものショップにお願いしてプラズマカッターで切ってもらいました(手抜き)。


カットした市販導風板
 エアガイド。
 結構てきとー。



エアガイド
 導風板とエアガイド合体。
 グリルから見えるアルミ地のエアガイドが恥ずかしいので黒色塗装しときました。
 あと導風板を抜けた空気がサイドに流れ出ないようふにゃふにゃスポンジでガード。



導風板完成
 クルマに装着するとエアガイドはこんな感じ。
 いい加減につくった割にはいいあんばいのサイズになりました。
 効果の方はあいかわらず体感できませんが空気ガンガン入っていい感じになってる、はず。


クルマに装着
■ 追加

 排気ダクト付きボンネットだとせっかく入った空気がダクトからすぐ出てっちゃうので、このエアロボンネット裏の形状に合わせ クッションスポンジ ですきまをふさぎます。
 こうやってみると純正エアガイドと導風板穴のサイズ差が気になりますが残念ながら解法が見つかりません。


ボンネット裏に密着
 念のためボンネット排気ダクトの方もエアガイドの幅だけ黒く塗ったアルミ板でふさぎました。
 雨水がスポンジを腐食させないためでもあります。
 少し跡が残ってますが最初はボンネット裏にエアガイドを作ろうとしたんですが、これはあまりの難度で諦めました。


ダクトを一部ふさぐ
 このダクトを表からのぞくとこんな感じ。
 せっかくの排熱口を半分近くふさいでますが吸気重視です。
 グリルからの空気導入は今んとここんな感じ。


ダクトを表から
 [10] の、インタークーラー下のラジエターサポートまでのすきまをうめた写真の R34 版。
 やっぱり両面テープ止めですがまあまあぴっちり幅なのではがれても後方発射しません、たぶん。


ラジエター導風板 下
■ 追加 :

 交通事故で [12]-[16] のラジエター導風板が壊れちゃったので、車両保険で買い直した新導風板に再度簡易ダクトをつけてみました。
 んで写真はいきなり完成のダクト。
 開口部(?)は21cm x 11cmと大型に、また空気が伝う壁は曲面にしてみました。


エアガイド
 導風板自体も前回の [12] よりがっつりカット。
 んでこんな感じにエアガイドをくっつけます。
 ただ導風板をゴージャスっぽくチタン製にしたのが間違いで、左右をつなぐ部分がこんだけしかないとペナペナします。


合体イメージ
 色塗ってリベットで合体して完成。


完成
 エアガイドの奥行きはもっと取りたかったんですが新設したパワステクーラーの配管がじゃまでこの位置がいっぱいいっぱいでした。


配管がじゃま
 前から見るとこんな感じ。
 グリルから入る空気の1/3はエアクリーナーに強制送風(イメージ)。


地味にキレイにできた感じ
■ 追加

 ボンネットとの隙間埋めですが、[16]のクッションスポンジは色とかがなんともアレなのでどうしたもんかなあと思ってたらイイモン見つけました。
 デッドニングとかで使う吸音シート「エプトシーラー」。
 ふつうのスポンジとかより耐候性に優れているようです。
 エーモンとかでも出てますがぼくが買ったのはジョイフルホンダで50cm x 45cm x 0.8cmのデカいやつ、1,600えんぐらい。安い。気持ちいい(さわり心地)。
 ここではほんの切れ端しか使いませんがそのうち [スピーカーの音質を改善する] で活用予定。

 ただ写真見てたら気づいたんですが高さたった8mmでは、特に前側は全然足りてないですね。。。
 なんか考えよう。


エプトシーラー

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