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エンジンオイル交換をするの巻

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 通販やオークションなどでオイルが安く手に入ったら自分でエンジンオイルを交換してみてもいいかもしれません。
 そうでないならプロショップなどでやってもらった方がラクチンでいいです。

 エンジンオイル 2 回に 1 度ぐらいの頻度でオイルエレメント(フィルター)も交換、今回はこれからはじめます。
 エレメント移動式のオイルクーラーをつけたので写真のとおり目に見えるところについてますが、標準状態ではもっと下にあるはず。
 これを外す時は汎用品じゃなく、日産で購入できるスカイライン専用(?)の交換工具があると便利なようです。
 エンジンをかけた後にエレメントを外すとオイルがデロデロ出てきて拭き取りが面倒なので、ぼくは一番最初にエレメントを交換しちゃいます。
 エーモン製のあるていどいろんなサイズでもはずせる工具を使用。
 準備した新エレメントのゴムパッキンに新オイルを若干塗布し、工具を使い硬くなるまでまわし交換完了。


エレメントを取り外す
 そうそう、こんな使い捨ての厚手ウエスがあるととっても便利。
 ホームセンターのジョイフルホンダで、50 枚 200 円ぐらい。
 ちょっと薄いですがキッチンペーパーでもいいでしょう。
 あと使い捨ての手袋もあると手を汚さなくてすみます。
 ホームセンターやカー用品店などで 100 枚 1,000 円ぐらい。
 手が入りやすいよう粉がまぶしてあるタイプは、手袋を外した手や手袋自体で服などさわると粉で真っ白になるので注意。


使い捨てウエス
 オイルは下から抜きますから作業スペースをつくります。
 普通はフロアジャッキを使うところでしょうが準備がいろいろ大変なので、ホームセンターで買った角材を切ってラダーをつくりました。
 幅が 9 cmしかなく標準 245mm のタイヤをのせるには不安ですが今のところ問題ありません。
 様々なコソチューン時に活躍しています。


自作ラダー
 うまいことタイヤを載せるとこんな感じ。
 かなーりキケンっぽいのでクルマの下にはもぐりません、作業は手を伸ばすだけ。


9cm ほどアップ
 ラダーやフロアジャッキでうかせたクルマを下からのぞくとナナメにボルトが出た部分が見つかります。
 このオイルパンに刺さったドレンボルトを抜いてオイルを抜き取ります。


ドレンボルト
 廃油皿か廃油処理箱を下に置き 12mm か 14mm かのどっちか(忘れました)のドレンボルトをメガネレンチでオイルパンより外し、オイルを抜きます。
 最初はかなり勢いよく出るので廃油受け取り位置をそっち方向よりにしてください。
 逆に終わりがけは写真のように反対向きにそれるのでこれも考慮して。
 冬場などオイルが硬いときは [1] のフィルター交換後すこし暖機しておくと柔らかくなり抜けやすくなります。
 熱くなるほどはしない方がいいでしょう。

 なお廃油は仲のいいショップやガソリンスタンドなどに引き取ってもらうか、廃油処理箱に入れ燃えるゴミ(場所による)として捨ててください。
 絶対下水などに流さないようにね。


オイル放出中
 オイル放出中にエンジンについているオイルフィラーキャップを外しておくと、若干出がよくなります。
 写真は走行会でもらった金属製のもので、普通は黒い樹脂製です。


フィラーキャップも外す
 オイルがだいたい抜けきったら、掃除したドレンボルトをオイルパンに入れ、オイルパンもブレーキクリーナーなどでキレイにしてフタをします。
 オイルパンはアルミ製でヤワなのでドレンボルトをナナメに入れないよう慎重に。
 締め込みは、手応えがあったらそれより若干しめて終わり。
 万一山をつぶすとエラいことになるのでかなり注意してください。
 なお数回に一度はドレンボルトについている銅パッキンも交換したほうがいいでしょう、カー用品店などに売っています。

 でオイルは、エレメント交換時で 4.5 リットル以上、無交換時で 4 リットル以上必要。
 オイル缶から直接入れてもいいんですが写真のようなジョッキを使うと便利です。
 [7] の写真の注ぎ口からゆっくり入れます。


オイル 5 リッター
 オイルを入れる量は、サージタンク下の黄色いオイルレベルゲージを抜いて一度オイルを拭き取り挿入、再度抜き取って先っちょのゲージ部にどれだけオイル膜がついているかで判断します。
 ラダーやフロアジャッキでフロントもちあげていた場合は地面に下ろしクルマを水平にしてください。
 HIGH と LOW (って表記だっけ?)の間にあればいいんですが RB26 は HIGH ぎりぎりまで入っていた方がいいとショップのメカニックの方が言ってました。
 多すぎるとクランクシャフトが油面を叩きブローの原因になるので注意。
 でいいあんばいになったらキャップもゲージも元に戻し、1,2 分エンジンをかけオイルをまわし、再度切った状態で少し待ちゲージの値を確認して量を調整、またオイル漏れがないかもチェックし大丈夫なら完了です。


オイルレベルゲージ

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