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ブレーキ導風板を作成するの巻

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ホイールサイズ、車高によっては今回作成する導風板がホイールに接触する場合があります。
ブレーキローター裏のバックプレートをカットしておかないと冷却効果があまり期待できません。


■ フロント編

 Vspec には標準で付いているフロントブレーキ導風板、シャコタンでアームがバンザイする状態ではこれもバンザイし冷却効果が薄くなってしまいます。
 R34 Vspec で社外テンションロッドに変えた場合はアーム構造が変わるため R33 Vspec 用の導風板に買い換えなくてはいけないかもしれません。
 というかぼくの R34 は標準車なのでもとからありません。
 でなんとなく効きそうなニスモ製品を買おうとも思いましたが太い社外テンションロッドにつけるのは加工が必要っぽくなんだかめんどくさいのでこれをちょっとパクった導風板をつくってみました。


テンションロッドのステー
 ダンボールで何度か型どりしてできたのがこれ。
 アルミ板 0.8mm。
 けっこういい加減なサイズ図はこちら
 テンションロッドのステーに付けるための穴は車高によって位置を変える必要があります。
 下のリブ(?)はもっと短くしてください。ホイールを削る可能性があります(というか削りました。。。)。
 またキャリパー用フラップ(上の折り曲げ)ももっと短くしてください。ハンドル切ったときにブレーキラインに当たる可能性があります(というかがんがん当たってました。。。)。


組み立て前の導風板
※ [2]を対策したプレートの写真に変更しました。

 折り曲げるとこんなふう(使用済み)。
 右(運転席)側用です。
 上のフラップがキャリパーを、下のフラップがローターを冷やします(たぶん)。
 ブレーキサイズにあわせてフラップの角度や形状を調整してください。

 上下フラップの間が弱いので裏に補強入れときました。
 真ん中にカラ穴が1こあるのはリベットがテンションロッドに当たっちゃったから。


折り曲げ完了
※ 写真変更しました。

 んで装着。
 ふちっこがピンクなのはどっかと接触してないかチェック用ね。

 テンションロッドのステーと導風板との位置調整はワッシャーを重ねて行いました。
 なおステーの位置は左右同じとは限らないので両方見ながら作業をする必要があります、ぼくはそれを怠ったため反対側の取付にあたふたしました。。。

 あと細かい注意としては、上のフラップがデカすぎるとスタビライザーのリンクに、下のフラップがデカすぎるとドライブシャフトのブーツにそれぞれ当たります。

 写真からはブレーキ位置との関係がほとんどわかりませんがキャリパー・ローターともばっちり冷却してくれそうなヨカン。
 250km/h までの走行試験では変形、脱落はありませんでした。


フロント導風板
■ リヤ編

 リヤはフロントのようにステーが無いためいろいろ考えた結果、ロア(A)アームの真ん中にある穴 1 個で固定する方式にしました。
 んでまずつくったのがこれ、いつもの 0.8mm アルミ板。
 リベットでとめられた板は補強のつもりです。
 けっこういい加減なサイズ図はこちら(コピー用紙の型紙)。
 解説は全部 左(助手席)側です。


アームをくわえる形状
 裏側から。
 左側(後ろ方向)の折り返しでアームに引っかけます。  異音防止と滑り止めのためホームセンターで買った「エプトシーラー」というねっちょりしたさわり心地の防音シートを貼りました。


裏から
 導風板部。
 けっこういい加減なサイズ図はこちら(コピー用紙の型紙)。
 こんなへんな格好なのは導風板下部がホイール裏に当たっちゃうから。


導風板部
 2 つをボルトナットで固定し組み立て完了。



リヤ導風板できあがり
 導風板をアームの穴にボルト 1 本でとめ、[5] のステーを折り曲げアームにはさみ固定完了。

 リヤ導風板は進行方向との角度がそれほど無いため 300km/h までの風圧には耐えました、脱落もしていません。
 正直なところ位置がイマイチなので大きな効果は期待できないんですがリヤブレーキの温度上がりに困っている場合にはいくらか役に立つはずです。


とりつけ

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