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ブレーキフルードのエア抜き/交換をするの巻

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 ブレーキフルードのエア抜き・交換は二人で行うのが確実ですが、ひとりでやらなきゃいけない時もあります。
 ってかぼくはいつもひとり。。。
 ということでひとりで(寂しく)行う方法と、二人で(わきあいあい)行う方法の 2 手順を解説します。

 まずひとりで作業するには 2 つの専用工具が必要。
 1 つは「ワンマンブリーダー」というフルードが逆流しないようワンウェイバルブがついた写真のような工具(輸入工具屋のアストロで 3,000 円ぐらい)、もう 1 つは [加圧式ワンマンブリーダーを作成する] で紹介したもの。
 一般的には 1 つめの工具だけで行いますが、これだとブレーキペダルを離したときにエアブリーダーのネジ部から極少量のエアを吸ってしまいます。
 街乗りではほとんど気にならない量のエア噛みもブレーキ全体が高温になるサーキット走行では利きに大きく影響しますから、ハード走行を行う場合には 2 つ目の工具をできるだけ準備してください。

 二人で作業する場合は 6mm (かサイズによっては 5mm) のシリコンチューブ少々と空き缶を準備してください。
 先のワンマンブリーダーでも OK。


ワンマンブリーダー
 写真は純正ブレンボではなく alcon ですが方法は全く一緒。
 一応順番はブレーキマスターシリンダーから遠い順というこことで R33,R34 整備書にも [左(助手席)後] → [右後] → [左前] → [右前] となってますがこれは ABS ユニットの存在を無視してますから実はどうでもいいっぽいです。
 ちなみに実際の接続はマスタシリンダから助手席側にある ABS ユニットまで [前] [後] の計 2 ラインで、ABS ユニットからは [右後] → [左後] への 1 ラインと [左前] [右前] の 2 ラインという感じなので、厳密に距離で考えると [左後] → [右後] → [右前] → [左前]。
 いずれにせよパンタジャッキで整備書の順序を実践するのも面倒なのでぼくはテキトー。
 あと両押しキャリパなので表裏の両方やらなきゃいけないのですがこれに関しては裏側かららしいです、でもこれもテキトー。
 さっきからテキトー連発ですがそれは順序のことで、エア抜きは確実に行います。

 タイヤを外し、キャリパーについているエアブリーダーのゴムキャップを外して 11mm のメガネレンチを先に入れておき、どこかにぶら下げておいた [1] のエア抜き工具のチューブをブリーダーに差し込みます。
 ゆっくりメガネレンチでブリーダーをゆるめればフルード取り出し準備 OK。
 気にする方は作業の一番最初(ゆるめる前)にブリーダーの中やねじ山をブレーキクリーナーでがっちし洗っておけばここについたゴミなどが中に入ったりしてフルード漏れの原因になるブリーダーのかじりを予防することができる、かもしれません。
 サーキット走行直後などブレーキ系が熱い状態でこれをやると急冷され不具合が出そうですからエアーでとばす程度にしといた方がいいでしょうね。

 ひとりで作業するのに [加圧式ワンマンブリーダーを作成する] の工具が無い場合は [5] で結構大変ですがブリーダから空気を吸うのを少しでも防ぐためブリーダープラグは 1/8 〜 1/4 回転程度とほんのちょっとしか開けないでください。
 交換時などフルードをガンガン出したいときはこの限りじゃありません。


エアブリーダをゆるめる
 エンジンルーム内のフルードリザーバータンクには常にフルードが入っていないといけないのでブレーキフルードを排出する間はその量を気にしながら補充を行ってください。
 万一切らしてしまった場合は 4 輪ともまた最初から全交換する必要があるので注意。
 とはいえいちいちチェック・補充するのは大変なので、リザーバータンクのフタと中のフィルタ(写真右下の 2 つ)を外しておいて、フルードの缶を指でふさぎながら...


缶の口をふさぎ...
 タンクの口でうまくひっくり返してそのままおけば、缶が空になるまでは勝手に(?)補充してくれます。
 なおブレーキフルードは塗装面につくとその塗装をはがしてしまうので、万一ついてしまった場合はすぐにたくさんの水かブレーキクリーナーで洗い流してください。
 タンクの量と排出するフルードの量をよく考えないといつの間にか空だったということもあるのでこれも注意。


うまくタンクに装着
 [加圧式ワンマンブリーダーを作成する] の工具があればエア噛みの具合を見ながらキュポキュポして、無い場合は運転席でブレーキを何度も踏んでフルードを抜き、エアブリーダーを締め、チューブの先をつまみながらフルードがなるべく漏れないように抜き、その場所は完了。
 二人で行う場合は、運転席の人がブレーキを 2,3 度踏み加圧した後かけ声をかけ、ブリーダー担当が素早くバルブの開け閉めを行うという作業をエアが出なくなるまで行います。
 作業前にプラハンなどでキャリパーをコンコン叩いておくと中の壁に張り付いてるかもしれない気泡が出てきていい感じです。
 キャリパーはアルミなのでブリーダーを強く締めてはいけません、手応えがあったところでグっと締めて終わり、ぐらいで OK です。
 1 キャリパにつき表裏 2 カ所、4 こあるので計 8 回同じことをおこなってください。
 フルード全交換の際は別の人に色や泡の出方などを見ててもらうのが確実ですが、やっぱり一人で行う場合は [2] で書いたような接続を考え、左後の一発目をかなりたっぷり、その裏は 5 踏み、右後を少し多め & 5 踏み、前に移って左右それぞれ一発目は多めに、ってな感じで、1 リットル缶のフルードが少し残るぐらいを目安に行ってみてください。
 なお上記の踏数は勝手にぼくが決めた目安なのであまり信用しないでください、また後より前の方が同じ踏み方でもたくさん出るのでフルードを切らさないよう注意が必要。
 完了したところで改めてブレーキを踏み、足の感覚を頼りにフカフカ感のチェックをします。
 一緒にブレーキパッドを変えちゃうとそれだけでフカフカ感が出て全然わかりませんので、作業に自信がないときは別々の日に行うのがベター。

 ABS のエア抜きを同時にする場合、詳しい意味は不明ですが整備書によるとエンジンルーム内助手席側すぐのところにある ABS ユニットのカプラーを抜くかトランク内バッテリーのマイナス端子を外して普通にエア抜きをせよとのことです。
 なおここも中の壁に気泡が張り付いてる場合があるので先述のようにコンコンしておくといいですね。

エア抜き本番は写真無し
 ブリーダーは作業後絶対フルードで濡れ、先にも書いたとおりこれは塗装を浸食するので、ブレーキクリーナーや水をたっぷりかけて洗い流します。
 なおゴム類への攻撃性が高いブレーキクリーナーも多いので、ゴムブーツを使用しているピストンなどへはかからないようにしてください。
 ついでにお世話になっているキャリパーをウエスなどできれいにしておきましょう。


ブレーキクリーナーで洗う
 完了後は、見づらいですが写真の矢印の間の量にブレーキフルードを調整し、外したフィルタやフタを元に戻し、たくさんの水やブレーキクリーナで周りを清掃します。
 フタの周りは慎重に洗い、まずそんなことはないでしょうがここら洗浄水がリザーバータンク内に入らないよう気をつけます。

 倍力装置が働くようエンジンをかけブレーキを何度か踏み、すべての漏れがないことを確認して終了。


リザーバータンクを確認
 なにかの雑誌で見たパクリ技。
 [加圧式ワンマンブリーダーを作成する] の工具を使わず一人エア抜きする時には先述の通りブリーダーから空気が混入する可能性ありますが、ブリーダーを閉める前に写真のように長いレンチなどをひっかけブレーキペダルを踏んだままの状態しておけば、これがかなり改善されそう。
 問題なのはブレーキペダルを踏みながらこれを引っかけるのがかなりめんどくさいこと。
 ちなみにこれは工具箱に入っていた 19 と 21 のメガネレンチ(KTC)。

 さてブレーキフルードはどこのがいいんだろうという疑問ですが、現在ぼくが使ってるのはウェッズのレブフルード( 1l 缶 / 3,675 円)。
 何種類か使いましたがエア噛みのしづらさ・コストの面でこれが今のところ一番いい感じです。
 ウインマックス、ミノルインターナショナル(BILLION)のフルードを勧める声もありますがこれらは残念ながら未確認。


ブレーキを踏んだままの状態に

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